見えない世界で生きる君へ贈る詩
その不恰好な入れ物を僕のハンマーでぶち壊そうか
なぜ君はそんなに不自由なの?
陽の影で輝き続ける星たち
あまねく包む銀河たち
地底深くに暴れる火の化身
君はそこにあるのを知ってるよね
時間という名の箍(たが)のなか
輝くその日が見えるまで
ずっと君に寄り添う
その不恰好な入れ物に沢山の水で満たそうか
なぜ君はそんなに急くのだろう?
蠢(うごめ)くように変わる空
現れて消えるクォークの世界
波で伝わる光の化身
君はそこにあるのを知ってるよね
時間という名の箍(たが)のなか
羽ばたくその日が見えるまで
ずっと君に寄り添う