蝶樹の浅海人奇譚

to be or not to be anywhere to be that i will be … to be going to go on with the tortoise 'Saku' and my sincere companion , If justice is human love …

男親が理想とする女の子の育ち方


本日、読了する。

  

また、同じ夢を見ていた  住野よる  双葉社


ひょんなことから新進の若い女性作家の本を読むことになった。

デビュー作よりも2作目が順番が先に来ただけです。図書館の女性が予約に入れるかと聞かれて弾みで予約したのでした。

すごく狭い世界観ですが、たまにドキリとする部分もあり、今時の若者も大したもんだと内心ホッとしたオジさんでした( ^ω^ )

平和な日本で余りにも無防備な生活感に危惧しますが、これはこれで信念が一貫していてよいのではないかとも思いました。

選挙権が18才以上となり、このような芯のある若者も多い?と勝手に過信しなければ、来る新しい時代の日本は幸せにならないのでしょう。

同じ娘をもつ後輩が、家の中からテレビをなくしたそうです。その気持ち、よく理解できます。

男の子の育て方と女の子の育て方にはまったく異なるわけで、シャワーのような一律均等なマスコミの有害な権限濫用には蛇口から閉めることは良い手段だと思います。

ただ、学校というコミュニティの共通話題というコンテキストを共有できないことがいじめに繋がるのではないかと悩みのジレンマに苛まれます。

この本の主人公のように強いこころと洞察力という賢さをもった女の子そして女性に娘が成長することを望むだけです。



サク