夜と霧
本日、読了する。
夜と霧 新版 ヴィクトール・E・フランクル 池田香代子訳
原名「心理学者、強制収容所を体験する」
アウシュヴィッツ収容所での被収容されたユダヤ人精神科医の体験記となる。21世紀に伝えたい本としても有名なものらしい。
遅きに失したが、読めた幸運に感謝したい。
極限な環境におかれた人間性を冷静に観察された体験記なため、今を生きるものにもたくさんの教訓となるのではないか。
内容の感想を述べるのは軽々しくて憚れる。
小生の心に響いた言葉として、ドストエフスキーの言葉を引用したものだ。
「わたしが恐れるのはただひとつ、わたしがわたしの苦悩に値しない人間になることだ」
お読みになっていない方は、ひとりでも多くの方が若いうちに読んで頂きたいと思うのだ。
サク