蝶樹の浅海人奇譚

to be or not to be anywhere to be that i will be … to be going to go on with the tortoise 'Saku' and my sincere companion , If justice is human love …

見えない世界で生きる君へ贈る詩



その不恰好な入れ物を僕のハンマーでぶち壊そうか


なぜ君はそんなに不自由なの?


陽の影で輝き続ける星たち


あまねく包む銀河たち


地底深くに暴れる火の化身


君はそこにあるのを知ってるよね


時間という名の箍(たが)のなか


輝くその日が見えるまで

ずっと君に寄り添う



その不恰好な入れ物に沢山の水で満たそうか


なぜ君はそんなに急くのだろう?


蠢(うごめ)くように変わる空


現れて消えるクォークの世界


波で伝わる光の化身


君はそこにあるのを知ってるよね


時間という名の箍(たが)のなか


羽ばたくその日が見えるまで

ずっと君に寄り添う





サク