蝶樹の浅海人奇譚

to be or not to be anywhere to be that i will be … to be going to go on with the tortoise 'Saku' and my sincere companion , If justice is human love …

創造性の限界

 

ネットの情報発進、言葉のゲーム性に囚われて現実を鑑み、GHQの愚民化政策は大成功であることを感じる今日この頃。

 

端的に自論では意味なく、客観性として著名な文学で典型的サンプルを紹介したい。

 

 

 

ご存知、山本七平先生の本であり、大変薄い本であるが、中身はこれほど現代人の問題を要得ていて価値ある文学はない。

 

 

 

村上春樹と著者の歴史観をベースにポップカルチャーの変遷で現代日本人の文化論を語った本です。とにかく、内容のわりに厚い本であり、ベースの解釈の希薄なこと最悪である。しかし、現代人はこちらの本を価値ある本と支持するだろう。

 

それ以上の言及はしない。世の自称ハルキストという人たちは、村上春樹文学の批評本がたくさんあるなかで風変わりなこの本をどう受け止めるのだろうか?

 

 

ともかく、GHQの愚民化政策は時を得て達成し、歴史の過ちを繰り替えすリスクは潜在化されたのである。

 

 

空 サク