蝶樹の浅海人奇譚

to be or not to be anywhere to be that i will be … to be going to go on with the tortoise 'Saku' and my sincere companion , If justice is human love …

リベンジのスズメ雛ピーちゃんの飼育

お盆のひととき。

また、半月前にスズメの雛をレスキューしました。前回、給餌に失敗して死なせてしまいましたのでリベンジです。




人前ではほとんど動かないでベッタリと甘えモードのピーちゃんです。

飛ぶことも覚えて活発なピーちゃんですが巣立ちが心配で手放せるかなぁ、、子供たちはすっかり兄弟のように可愛がっています。



読了した本。



司馬遼太郎が描かなかった幕末
一坂太郎

 近年、出版された本らしく、読んでみました。やはり司馬遼太郎はノンフィクション作家ではないので創作な部分も多々あるかと思いましたが色あせはしません。



インターネットの心理学
パトリシア・ウォレス

 引用されるインターネット技術は一世代前ですが心理学的な解説がメインなので面白かったです。

オンラインペルソナ(ネット上の仮面や人格)、ジェンダーステレオタイプ(異性への思い込み)、ジェンダースワッピング(性別の偽り)、認知性倹約家など、現実社会と対比してネット社会での特質化あるいは強化される心理現象を様々の心理的実験の例を出して紹介されています。

特に、認知性倹約家については興味深い内容でした。

ネット社会では初めのコンタクトで印象形成してしまい、その後に印象を変えることは難しい、認知性倹約家というタイプが少なからずいるということです。

個人の現実社会での関係性を反映した簡単なモデル化で安易にパターン形成してしまい、それは現実社会で交流したときに大きなギャップとして発現するらしい。

自分も偏ったイメージ情報でネットの人を見てるのかもしれませんね。データベースをリフレッシュしたいと思います笑

ソーシャルメディアの無い時代の本なので、取り上げられる問題も顕著になっているような気がします。

クリックひとつで断てる人間関係だとネチズンは考えがちですが、それでは本当の意味でネットを上手く利用できていないのでしょう。



サク