蝶樹の浅海人奇譚

to be or not to be anywhere to be that i will be … to be going to go on with the tortoise 'Saku' and my sincere companion , If justice is human love …

すべて星屑なのに

 命あるもの全て死ぬ。

 人とは 「生きる」ことに意義付けしなければ安心して生きて行けないのだろうか?

 人とは 生態系の頂点に立っていると錯覚している社会性の強い動物ではないか?

 人とは 人間社会が唯一実存するかのように生活権を貪欲に求める動物ではないか?

 宗教が科学であった時代から現代人の社会性は大きく変わってしまったはずなのに、未だに人は心の拠り所を求めて彷徨う。

 その心は命に宿り、人はその命さえ創造しようとしている。

 思考は現実化するのだ。

 必ずや来る新しい社会性なのだ。

 その人工生命体にどのような理性を宿すのだろう?

 人は自ら創り出した命ある「もの」に、どんな社会性、関係性を求めるのだろう?
 
 私たちの体、ありとあらゆる「もの」も砕けてしまえば同じ「もの」なのだ。
 
 すべて星屑なのだから。

 Quantic Dream [動画]


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